ジベデラウェア(山梨県)
主な取扱時期 4月~8月
特徴
アメリカ東部オハイオ州のデラウェアで命名されその名前が付きました。
ヨーロッパ系の品種とアメリカ系の品種との自然交配で生まれたと言われています。
種なし化の栽培に取り組み、「種がないぶどう」として認知度が広がりました。
昭和34年から施設栽培が復旧して現在に至ります。
小粒ではありますが、その食味は今でも日本人に好まれていて、
巨峰と並び最も日本で生産されているぶとうです。
濃紅色で糖度が高く、18~23度にもなります。
種なしのぶどう
実は、デラウェアに代表される種なしぶどうは、もともと種がないのではなく、
「ジべデリン」というホルモン剤を使うことで、人工的に種を作らないようにしています。
ジべデリンの入った容器に一房ずつつけていくとても手間のかかる作業を
収穫までに2度行っています。
選び方
ツルが太く、青みがあり、顆粒の表面に白い粉が吹いているものが新鮮です。
大房よりも中房で、実が張っていて粒の大きさが揃っているもの、
色が濃いものは熟度が高く甘くなっています。
ぶどうは房の上から順に甘くなります。最初に下の方の1粒を食べてみて甘ければ、
全体的においしいぶどうということがわかります。
おいしい食べ方
房ごと水で洗い、冷蔵庫で1時間くらい冷やすと甘みが引き立ちおいしく召し上がれます。
皮がついたまま口に頬張って果実だけ食べると食べやすいです。
食べ頃
温室での時期…4月中旬~7月上中旬
露地での時期…7月上旬~8月中下旬